季語 【冬帽子】
1月27日に作った句です。
僕は、歳の近い弟がいます。
弟は自分のやりたいことをするため、1月下旬の寒さがピークの時期に、東北へ行くことを決意しました。
自分のやりたいことをしながら、生活をするために農家の手伝いをして暮らすそうです。
弟から聞いた話では、借りる家には暖房設備はストープだけで、1月の日中平均気温は氷点下2℃、朝は氷点下10℃以上の日が多いと聞きました。
僕は暖房設備もしっかりしていて、東北と比べるとぬくぬくの関東でずっと生活をしているので、正直どれくらい過酷な生活になるのか想像ができません…。
送り出す前は心配な気持ちもありましたが、弟が自分で選んで進む道なので、家族としては応援したい気持ちが大きかったです。
想像を絶する生活を送るであろう弟に、「何かできることはないかな?」と考えました。
「さすがにエアコンを買うのは難しいな~」と思っていたところ、弟が「寒さで耳痛くなるの嫌だな~」と言っているのを聞いたので、パイロットキャップを贈ることにしました。
出発の朝にキャリーバッグとともにパイロットキャップを持ち、地元を出ていきました。
若干の心配と頑張れという気持ちで僕も出勤先へ…。
家族の挑戦を見送る側は、きっとどこの国でも元気で自分のやりたいことを楽しんでほしいと思うのだろうなと思いました。
と、ここで終わりにするつもりで句を作ったのですが、この話にはオチがつきました。
弟はこの後いろいろな事情があり、パイロットキャップをほぼ使わずに家に帰ってくることになったのです。(笑)
とりあえず、弟と会って話をし、元気そうに過ごしているので良かったです。(笑)
家族には、どこにいても、なにをしていても、健康で笑顔でいてほしいですね!
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