季語 【雪】
2022年1月7日に作った句です。
1月6日に関東甲信では、今年に入って初めて雪が降りました。
この時、僕は久しぶりの雪につい興奮してしまい、外で人目も気にせず写真をバシバシ…。
(わたしはふしぎでたまらない、雪が降ると写真を撮りたくなることが。byこたつねこ)
冗談はほどほどに(笑)
雪が降った翌日の出勤中、開けた場所で朝陽が目に飛び込んできました。
眩しさに圧倒されて朝陽を見ていると、朝陽に照らされて溶けた雪が「ぽたぽた」と滴っている小屋が目に入ってきました。
溶けた雪が雫になって地面に落ちていく姿を眺めていると、「まだ雪として残っていたい」と言っているように感じて、なんとも言えない切なさが込み上げました。
雫が滴っている様子は、まるで高校球児が甲子園の土を集めて泣いているようで…。この情景を句の中に落とし込みたいなと思いました。
どうにかして助けたいけど、何もできないようなもどかしい気持ちと景色の美しさを感じながら、仕事場に向かった朝でした。
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